磁気探傷における、電流・電圧と磁化強度特性について 
                                                                    Karl Deutsch

特性表
概  要
基本的に、グラフの上方の特性は、下方の特性より強いと考えます。

= AはBより強い。


極端な例
短絡電流は等しいが、開回路の電圧は異なる場合:
低電流、高電圧であれば、ユニットAの方が良い。

すなわち、薄い(=小電流)、長い(=高抵抗)形状のワークピースに対して、適していると言えます。


開回路の電圧は等しいが、短絡電流は異なります。
大電流、低電圧であれば、ユニットAの方が良い。

すなわち、厚い(=大電流)、短い(=低抵抗)のワークピースに対して、適します。
開回路電圧及び短絡電流共に異なる場合。但し、交差します。

ユニットAは、薄い、長いワークピースに適します。
ユニットBは、厚い、短いワークピースに適します。
交差点では、両方が等しくなります。